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妊娠と腰痛について
2016/01/04
妊娠の半数以上の方が腰痛を経験すると言われております。
妊婦が腰痛になる原因は、2つあると言われております。
原因1 姿勢の変化
妊娠は言うまでもないことですが、赤ちゃんをお腹で育てる事です。
赤ちゃんは月日が経つと、重くなっていきます。
お腹が重くなると姿勢はだんだんと前のめりになり、その姿勢を背中の筋肉で支えバランスを自然に取ろうとします。
そのため、背中の筋肉が常に緊張している状態が続く事が腰痛の原因となります。
原因2 リラキシン
リラキシンは骨盤の「恥骨結合」をはじめ、関節という部分をゆるめる効果があります。
妊娠中は平均で10キロ以上体重が増えると言われています。そのため、関節周辺へのダメージが大きくなりがちです。
妊娠中の腰痛を回避するために
妊娠中はなるべく薬などは、赤ちゃんへの影響を考えると避けたいというのが普通だと思います。
そこで、簡単に出来る腰痛対策をご紹介します。
1.妊娠中はなるべくスマホやパソコンの使用を控える
現代に置いて、スマホやパソコンなしの生活というのは考えづらいと思います。
しかし、これらが体に良い影響を与えないというのはご承知の通りです。
全く触らないというのは難しいと思いますが、必要最小限度に抑える様に心掛けて下さい。
2.体を暖める
冷えというのは万病の元であり体を暖めるのが痛みを遠ざける近道です。
半身浴や蒸しタオルを腰に当てる事で血行をよくして下さい
3.ゆっくりものは持ち上げる
妊娠中は特に、骨盤の関節が緩んでいるため重たいものを持ち上げるのには十分に注意して下さい。
なるべくなら重い物を持ち上げるのはやめていただくのが一番ですが
どうしても持ち上げる必要がある場合は、なるべくゆっくりと持ち上げて下さい。
4.寝具や寝方を変える
腰痛は寝具を硬いものに変えるだけで良くなる場合があります。
寝方も、仰向けやうつ伏せで寝る癖のある方は、なるべく横向けで寝るようにして下さい
以上の4点でもどうしても治らない場合は一度ご相談下さい。
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